米豪サッカー日誌

欧州で活躍するアメリカ、オーストラリアのサッカー選手の活躍を逐次紹介したいと思います!

【代表戦】パリ五輪U23アメリカ代表vsモロッコ代表の結果!

先日パリ五輪男子サッカー決勝トーナメント1回戦アメリカvsモロッコの試合が行われました。

試合前のオッズはモロッコがやや有利でした。

ロッコにはオーバーエイジ枠として、パリサンジェルマン所属でA代表でも象徴的な存在であるハキミや、ACL決勝でマリノスを粉砕したアル・アイン所属FWラヒミなど反則級のメンツを揃えてきました。

そんなアメリカとモロッコの一戦。結果は…0-4。

前半からモロッコペースで試合が進み26分にPK献上。ラヒミがしっかりと決めモロッコが先制。

後半はアメリカが攻勢に出ますがなかなかチャンスは作れず。すると63分にカウンターからグラウンダーのクロスを決められモロッコが追加点を取ります。

70分にはハキミがドリブルから運んでゴールを決めます。まさに彼の真骨頂といえるプレーでした。後半アディショナルタイムには再度PKを献上され0-4で敗戦しました。

結果アメリカはベスト8で大会を去りました。

 

感想です。

まあ力負けですね。オーバーエイジの本気度が違うのはまあしょうがないですが、純粋にU23の選手同士で比較しても一歩クオリティが劣っていたかなと、そんな風に思います。

もちろんアメリカの選手の質が悪いとか、これから続く若い年代が育っていないとか、そんなことはないと思います。

質は良くなっていると思います。間違いなく。そもそも今回が久々の五輪出場だったうえにグループステージ突破を達成していますのである程度のレベルまでは到達していると思います。

MLSから欧州主要リーグに移籍し、中にはケビン・パレデスやタナー・テスマンのようにそこでも活躍する選手が出てきています。

【代表戦】パリ五輪U23アメリカ代表を紹介! - 米豪サッカー日誌

↑この記事でも紹介しました

 

ただそのパレデスも今回はほとんど封じられ(特に前半)、テスマン始め中盤の面々もなかなか仕事ができませんでした。やはり、このブログでも何回か言っていますが(それこそアメリカっぽい)圧倒的なタレントが今の代表にはいないですね。ウルグアイや今回のモロッコのような強豪国に勝てないのもそこが大きいからだと思います。「若くて楽しみな選手多いけど、悪く言えばそんな選手しかいないよね」て感じです。

 

まあこのブログはそういうアメリカが変わるのではという期待を込めて運営しているので、そこは我が子を気に掛ける親のように暖かくじっくり見守っていきたいと思います。では!