米豪サッカー日誌

欧州で活躍するアメリカ、オーストラリアのサッカー選手の活躍を逐次紹介したいと思います!

【セリエA】第30節アメリカ人選手の活躍

ACミラン(vsフィオレンティーナ

クリスチャン・プリシッチ

ベンチスタート。今節はチュクウェゼが先発。後半から彼に変わって出場。ムサのパスからネットを揺らすも惜しくもオフサイド

 

ユヌス・ムサ

後半からラインデルスに代わって途中出場。

 

ユヴェントス(vsラツィオ

ウェストン・マッケニー

鎌田が先発した試合だがマッケニーは後半から出場。アディショナルタイムラツィオに劇的弾を許し敗戦。

 

ティモシー・ウェア

後半から途中出場

 

ミランは2-1で勝利と代表ウィークが明けても好調を維持しています。プリシッチは今節ベンチでしたがクラブや代表で試合に出まくってたことを考えるとむしろプラスだと思います。このままチュクウェゼと切磋琢磨して1位のインテルになんとか迫ってほしいです。

ユーベは逆に代表ウィーク後も引き続き泥沼ですね…。残り試合数も少なくなってるだけに優勝はかなり厳しそうです(流石にCL権は獲得してほしいですどね!笑)

【雑談】サッカーオーストラリア代表への注目

前回はサッカーアメリカ代表個別の課題について話していきました。

今回は似て非なるオーストラリア代表の課題点について話します。

まず、オーストラリアの課題はアメリカ以上の「サッカー人気のなさ」です。

アメリカ国内では徐々にサッカー人気が出始め、それと呼応するかのように欧州で活躍する選手が次々と台頭してきています。

しかしオーストラリアの国内リーグであるAリーグアメリカのそれであるMLSと違い盛り上がりを見えられているとは言えません。平均観客動員数は1万人に届かず(参考としてJリーグMLSは23000人程度)、全試合がユーチューブで無料配信しているほどです(私にとっては逆にありがたいのですが…笑)。

もちろんAリーグ含めオーストラリア国内のサッカー事情が全くダメなわけではなく、いい傾向も出てきています。

Aリーグが生まれる前のオーストラリアのサッカーリーグは移民が自分の出身ごとにチームを作り地域に根付いたものではなかったので、国民にとって「移民のスポーツ」とサッカーは認識されていました。

Aリーグはそのような状況に終止符を打ちました。地域に根差したチームを作り、競わせ、優秀な選手はすぐ欧州にいける環境が誕生しました。

冬の移籍市場でアストン・ヴィラに行ったジョー・ガウチニューカッスルに移籍した(現在はオランダ1部フォレンダムにローン移籍中の)ガラン・クオル、そして今夏バイエルン加入が決定したネストリー・イランクンダなどAリーグで活躍を見せた選手が続々と欧州の有名クラブに移籍しています。

ただそれよりも特筆すべきオーストラリアの特徴は、ベルギーやスコットランド、チャンピオンシップなどいわゆる欧州の中堅リーグに簡単に行けることです。つまり仮に五大リーグに移籍するほどの力をまだ持っていなくても欧州に挑戦できるということです。その意味の大きさは日本のシントトロイデンの事例を見ればわかると思います。

特に最近は現在25歳の1998年生まれの選手たちが多く欧州で活躍しています。スコットランド1部ハーツのキー・ロウルズ、セント・ミレンのキアヌ・バッカス、チャンピオンシップのミドルズブラのライリー・マッグリー、そしてレスターのハリー・サウター。さらにその下の年代もAリーグで活躍して欧州に行く選手がどんどん増えており、いい循環が生まれています。

さらに去年にはオーストラリアサッカーにとって追い風となった出来事がありました。ニュージーランドと共同開催であった女子W杯です。

オーストラリア代表は最終的にベスト4という結果に終わりましたが国内はかなりの盛り上がりを見せました。特に女子にはサム・カーというチェルシーで活躍する世界的なストライカーがいることも影響したかもしれません。

ですので男子も何かのきっかけでサッカー人気が爆発する可能性、ポテンシャルは十分あると思います。

以上、オーストラリアの国内サッカーのポジティブな面を見ましたがただ今の「弱体化」していると言われている状況は簡単に改善しないと思います。

やはりアメリカと比較して人口が少ないうえに、起爆剤となるW杯の開催予定もなく、さらにスター選手がいない現状ではなかなか人気も出てこないと思います。

ただオーストラリア代表もそのような状況を改善すべく代表では一丸となって戦っており、一定の結果も出しているので徐々にサッカー文化が根付いていっている、それは確実に言えると思います。

アメリカ代表とオーストラリア代表、2つのチームの動向についてみてきました。このブログでは試合の結果が出次第コメントしていく予定なので今後もぜひチェックしてください!

【代表戦】オーストラリア代表W杯2次予選突破!

サッカー日本代表北朝鮮代表の試合が中止になった裏で先日行われたオーストラリア代表対レバノン代表の試合がオーストラリアの5-0という快勝で幕を閉じました!

 

特に大活躍をしたのがアジアカップベスト11にも選ばれたクレイグ・グッドウィン選手!

カタールW杯でもフランス相手にゴールを決めるなど要所で活躍していたので(あと名前のインパクトで)覚えている人もいるかもしれません。

彼はこの試合で2ゴール1アシストの大活躍!32歳という決して若くはない年齢ですがW杯以降ずっと結果を残し続けている印象です。

 

この試合の結果を受けオーストラリア代表は2026年W杯アジア2次予選の突破が確定、3次予選(最終予選)への切符を手にしました。

 

ただ近年の傾向から行ってオーストラリアは2次予選までは順調だけど3次予選で躓き始めるというところがあるので今回はそれを払しょくできるかについても注目です。

また日本と同組になる可能性もありますしそれはまた組み合わせ発表を楽しみにしましょう

【エールディヴィジ】第26節のアメリカ人、オーストラリア人選手の活躍

PSV(vsトゥウェンテ)

セルジーニョ・デスト

フル出場 

マリク・ティルマン(1A)

後半から出場もATにペピの決勝弾をアシスト!チームを勝利に導きました

リカルド・ペピ(1G)

途中出場。ティルマンからのパスを冷静に決め決勝点を演出

youtu.be

リチャード・レデスマ

ベンチ入りも出場なし。PSV組では彼だけが代表から外れました

フィテッセ(vsアルメレ・シティ)

パクステン・アーロンソン

中盤の右としてフル出場。1-1の同点。彼も代表選外

 

ユトレヒト(vsNEC)

テイラー・ブース

ベンチ外。どうやらひざの怪我らしいです

 

AZアルクマール(vsフォレンダム)

マシュー・ライアン

フル出場。クリーンシート達成でチームも4-0で勝利。菅原はFK弾を含む2ゴール

 

フォレンダム

ガラン・クオル

ベンチ入りも出場なし。完全に構想外となっている印象…

 

ヘラクレス(vsゴーアヘッド)

アイディン・フルスティッチ

フル出場でチームは2-0勝利。残留を近づける久々の勝利!

 

PSVでは前節デストがゴールを決めたと思ったら今節はアメリカ人二人が活躍してくれました。無敗記録はまだ続くのでしょうか…?

【代表戦】アメリカ代表CONCACAFネーションズリーグ優勝!

先に行われたジャマイカとの準決勝を3-1、そしてメキシコとの決勝を2-0で勝利しアメリカがCONCACAFネーションズリーグ優勝を果たしました!

これでアメリカは3連覇ということになります。

実はこの大会まだ3回目で(UEFAネーションズリーグを模倣し、最近誕生した)アメリカはそれらすべてを征したことになります。

このブログを開いてから初のアメリカ代表の活躍ということもあり非常にうれしかったです。

特に準決勝ジャマイカ戦。序盤に先制されてから追いつくべく攻め立てるもなかなかゴールをこじ開けることが出来ず。アディショナルタイムのCKでオウンゴールを誘発し同点に追いつき、延長戦でコベントリーのハジ・ライトが2発を決め3-1の大逆転勝利を果たしました。

正直私はこのまま負けてしまうのかと思っていたので彼らの土壇場の力に驚きました。

勝戦のメキシコ戦ではアダムスとジョバンニ・レイナの2発のゴラッソで勝利。オチョアを攻略しました。クラブでは最近出場機会の少ない2人の活躍という面でも非常に喜ばしいものでした!

 

ぜひ!ハイライト動画をご確認ください!!

 

準決勝ジャマイカ

Highlights | United States vs Jamaica | 2023/24 Concacaf Nations LeagueSemifinal - YouTube

 

決勝メキシコ戦

Highlights | Mexico vs United States | 2023/24 Concacaf Nations League Final - YouTube

【ブンデスリーガ】第26節アメリカ人選手、オーストラリア人選手の活躍

ウニオン・ベルリン(vsヴェルダー・ブレーメン

ブレンディ・アーロンソン(1G)

トップ下で先発出場。1ゴールを決め、チームの勝利に大貢献!

 

ボルシア MG(vsハイデンハイム)

ジョルダン・シエバチュ(1A)

71分まで出場。1アシストを記録。でも代表落選…なぜ

ジョゼフ・スカリー

左サイドバックでフル出場

 

ヴォルフスブルク(vsアウクスブルク

ケビン・パレデス

サイドバックとして86分まで出場。チームは1-3で敗戦。彼も落選組

 

ホッフェンハイム(vsシュトゥットガルト

ジョン・アンソニーブルックス

前節のレッドカードのため出場停止。彼も落選

 

ザンクトパウリ(vsニュルンベルク

コナー・メトカーフ

右ウィングとしてフル出場

ジャクソン・アーヴァイン

ボランチでフル出場。チームは2-0で快勝

 

ブルックスとシエバチュは5大リーグ所属ながら(しかもしっかり試合に出ている方にも関わらず)代表から落選しました。やはり競争は激しいんでしょうか

【セリエA】第29節のアメリカ人の活躍

ACミラン(vsヴェローナ

クリスチャン・プリシッチ(1G)

右サイドで先発。50分にオカフォーのシュートがキーパーに止められるもそれをおしこみ追加点。66分にチュクウェゼと交代(そのチュクウェゼも79分にゴラッソをかます

 

ユヌス・ムサ

66分から途中出場。特に大きな見せ場はなかったもののやはりドリブルは非常にパワフルでした

ユヴェントス(vsジェノア

ウェストン・マッケニー

先発するものの58分に無念の途中交代。怪我した肩を気にする上にチームも引き分けと非常に苦しい状況…。

ティモシー・ウェア

78分から途中出場

 

プリシッチはこれでカップ戦含め4戦連発。しかし交代された時は失点に関与してしまったことを悔やんだのか珍しく感情的になっていました。

ユヴェントスはホームで痛恨の0-0のドロー。来週は代表ウィークで次の試合は再来週なのでうまく切り替えてほしいです…