本日、2026年北中米ワールドカップアジア最終予選に挑むオーストラリア代表が発表されました。
今回はGKとDFのメンバーを一人ずつ軽く紹介していきます。
GK
マシュー・ライアン(セリエA、ローマ所属)
言わずと知れた豪州主将で不動の正GK。昨季は菅原と共にAZのゴールマウスを守っていたが今シーズンローマに移籍しセリエA初挑戦となる。五大リーグはプレミア、リーガに続き3つ目。
ポール・イッツォ(デンマーク1部、ラナースFC所属)
今シーズンにメルボルンVからデンマーク1部に移籍した29歳のGK。リーグ戦第3節ではコペンハーゲンに30本以上のシュートを打たれながら1失点に抑え引き分けに貢献。カタールワールドカップ予選に選出されたことはあるが本大会出場経験はなし。
ジョー・ガウチ(プレミアリーグ、アストン・ヴィラ所属)
ライアンの後継者となりうる豪州期待の若手GK。1月のアジアカップ後にヴィラに移籍。いまだ出場はないもののエミマルに次ぐ2番手として虎視眈々とレギュラーを狙う。
DF
アジズ・ベヒッチ(Aリーグ、メルボルン・シティ所属)
アジアカップ後にメルボルン・シティからアル・ナスルへレンタル移籍しACLに出場したものの諸々の規定に引っ掛かりリーグ戦には出場できず。日本戦ではOGをかましアルゼンチン戦ではマラドーナさながらの4人抜きを見せるなど何かと魅せてくれる33歳の左サイドバック。
キー・ロウルズ(スコットランド1部、ハーツ所属)
小田裕太郎の同僚でサウターと共にオーストラリア代表不動のCBコンビを組む。時には左サイドバックでもプレーするなどユーティリティ溢れる26歳。
キャメロン・バージェス(プレミアリーグ、イプスウィッチ所属)
イプスウィッチの3部から2年連続昇格の立役者となった194cmで28歳のCB。このまま念願のプレミアデビューかと思いきや今季から加入した期待の若手ジェイコブ・グリーブスにスタメンの座を奪われいまだにピッチに立つことはできず。代表でも競争激しいCBのスタメン争いに食い込めるか。
アレッサンドロ・チルカ―ティ(セリエA、パルマ所属)
昨季パルマの昇格に主力として導いた20歳のCB。今季からはわれらがザイオンと共にゴールマウスを守り、第2節ではミラン撃破に貢献。今回の招集メンバーではイランクンダに次ぐ2番目の若さ。
ハリー・サウター(英2部、シェフィールドU所属)
ワールドカップでブレイクした2mの大型CB。25歳。足も速く武器は超高速巨大スライディング。ワールドカップ後にレスターに移籍するもののチームは降格。チャンピオンシップを優勝した昨季はほぼ戦力外。今季からレンタルでチャンピオンシップのシェフィールドUに移籍。アメリカ人CBオースティン・トラスティーとコンビを組む。
トーマス・デン(Jリーグ、アルビレックス新潟所属)
2020年から浦和、2023年から新潟でプレーする27歳。浦和ではなかなか出場機会を得ることが出来なかったが新潟では定着。浦和にいた頃当時チームメイトだったユンカーと日本代表の試合を観戦したこともある。
ルイス・ミラー(スコットランド1部、ハイバーニアン所属)
一昨季から母国を離れハイバーニアンに移籍した24歳の右サイドバック。アジアカップでは実績と若さを買われ招集されるものの、準々決勝の韓国戦1-0リードの後半アディショナルタイムにソンフンミンを倒しPK献上。延長戦ではFKを与えてしまい、それをソンに決められ逆転負けの原因になるという悔しい結末を迎えました。ただそれでも代表に再選され実力があるのは事実。最終予選でのリベンジに期待。
GKとDFは経験豊かないい選手が揃っている印象です。実は左サイドバックにベルギー1部でプレーする21歳ジョーダン・ボスという選手がいたのですが怪我のため今回は選外。ですのでおそらくGKライアン、右SBミラー、CBサウター&ロールズ、左SBベヒッチの並びになると思います。
オーストラリア代表は9月5日にホームでバーレーンと、9月10日にアウェイでインドネシアと戦います。MFやFWの紹介は後日に回したいと思います。では